「酩酊状態だった被害女性が意識を取り戻して騒ぎ始め、150メートルほど乗ったところで降ろされたようだ。その後、頭や腹を蹴っていたところを、通報で駆けつけた警察官に、暴行容疑で現行犯逮捕された」(県警担当記者)
「おじいちゃん孝行ですね」
「おじいちゃん」をはじめ家族一同は、失意のどん底に落とされたに違いない。祖父が住むという千葉県内にある豪邸を訪ねたが、人の気配はない。
「祖父が企業した土木関連会社は、県内有数の企業グループです。ローカル局の “のど自慢番組” を10年以上も単独提供しています。千葉市内のいたる所に事業所や賃貸ビルがあります。数年前から、祖父は病気で一線から退き、渡邉容疑者の父が経営を取り仕切っていた」
「ガレージには、大型のベンツのセダンが2台あって。いつもお母さんが子供たちを送り迎えしていました。4人のきょうだいはみんな、都内の有名な学校に進学したと聞きました。進学を機に、一家で都内に引っ越していきました。
「陽太はニュージーランドの高校を卒業していますけど、 日本の高校は問題を起こして中退したと聞いています。ふだんは優しくていいヤツなんですけど」(慶應大生・Aさん)
「女性のタイプは、童顔で、髪をふわっと巻いているガーリーなコ。コンテストに出てからは、近づいてくる女のコが増えた気がしますね」
「留年を重ねていて、事件がなくても放塾になっていたでしょう。授業に出ている様子はなくて、いつも喫煙所にいました。そもそも陽太は、『就活しないわ』と言っていましたね。
「ミスター慶應」グランプリを獲れなかった渡邉容疑者。紹介動画では、「グランプリをとることができれば、親孝行ができるんじゃないかな」とも話していた。今となっては、家族一同に虚しく響く言葉である。
(週刊FLASH 2018年11月6日号)